家族が自分のモノを自分で片づけるようになる方法

こんにちは。 頭の整理で豊かな生活を構築するライフオーガナイザー伊東です。

「家族が片づけてくれない」この言葉ってよく聞きます。

どうしてもお片づけの講座に来ていただけるのは女性が多い(たまに男性のみで参加する方もいるんです!)のですが、来ていただける方が意識が高いこともあり、自分が作った収納に片づけることを要求しているんです。


ママさんからすれば当たり前で、誰もやらないから自分が仕方なくやってるんですよね。


でも、少し考えてみればわかるんですが、自分が使う場所にモノはあって欲しいもので、それが違っていると「どうせまた使うからこのままでいいや」となってしまいがち。


結果としてママは叫ぶわけです。「なんで片づけないの⁉︎」と。



家族に自分で片づけてもらう方法は3つ

これを解決するには、大きく3つしかありません。


①理想像を妄想させて、自分で収納を構築させる

自主的に自分に合った収納を構築してもらう方法です。

具体的にご家族の趣味や嗜好のモノを飾っている素敵な写真を用意するなどして、自分の部屋の見た目を気にするようにすることで余計なモノを片づけるよう誘導する方法です。

例えば、漫画が好きなら壁面収納を作って漫画を気持ち良く飾り、すぐに読みたい本を取れるようにしたりします。

自分の好きなモノを素敵に飾ることで乱れや汚れを気になるようにする方法ですね。


②家族で話してモノの位置を決めてから収納を作る

散らかったモノをいちいちどこで使うか、どこにしまってあったら片づけられるか聞いて収納していく方法です。

いわゆる対処療法ですね。

例えばリモコンがいろんな場所に置かれているのが気になるなら、どこにあるのが一番いいのか聞き、そこに収納を作ります。


③家族の行動をチェックし、それぞれの行動にあった収納を作る

散らかっているモノを誰がどのように使っていて、どのタイミングで放置するのかノートなどに書き留めて収納を構築する方法です。

これも対処療法ですが、結構な根気がいりますね。

「そんなことやってる暇ない!」って思うかもしれませんが、意外にこれをやっている人は多いです。



勝手に収納を構築しても維持できないという原理原則

先にあげた3つの方法を見ていただいて分かる通り、一人で解決することができないのが収納なんです。

実際、私もご依頼を受けてご自宅に伺う時には、ご家族のことをたくさん聞きます。当たり前ですがご家族のモノを勝手に捨てることはとめますし、移動するのも出来る限り持ち主(使用者)の了承を取らないと上手くいきません。


誰しも心地よい空間は好きです。

ただ、たとえ家族であっても、個々によってその空間は違います。


「家族が片づけてくれない」という言葉の裏には片づけがストレスになっているという事実があります。ならばそのストレスを解消するために、まずはリラックスしている時に話してみることをオススメします。


こちらの記事も見てくださいね!日刊Sumaiでも書いてます。

整理収納をデザインするインテリアオーガナイズ

私たちインテリアオーガナイズのメンバーは、整理収納のプロフェッショナル集団として、個人のクライアント様にはスタイリッシュなインテリアの実現やシンプルな住空間の実現をご提案します。 また、法人のクライアント様には、メンバーの多様な専門分野を活かしたセミナーやイベントの企画提案から実施までご提案します。

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