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こんにちは。

頭を整理して理想の暮らしを実現させるライフオーガナイザー伊東です。


整理収納のお仕事をしていると、当然関係する発信に感度が高くなるんですが、最近では誰でも簡単に美しい収納を構築できるようになってます。

ただ、美しい収納だけでなく、機能的で動線を加味した収納を作るとなると、ちゃんと考えないと本当に使いやすい、いわゆるリバウンドしにくい収納を作るのは大変です。

これを感覚的にできてしまう方もいるので、今回はご自身で整理収納を構築しようとする方向けにインデックスシールをライター活動をしているSumaiに寄稿した内容をご紹介します。


IKEA・ダイソー・FLET’Sのインデックスシール

インデックスシールは、中身が見えない収納ボックスを使った時に、わざわざボックスをとって中身を確認することなく何をしまったか分かるようにするものです。

中身が見えない同じ収納ボックスで揃えると簡単に美しくなるのですが、デメリットとして中に何があるか分からなくなりますから、美しく、かつ便利に収納を構築しようと思うと必須アイテムですよね。

収納ボックスだけだと便利とは言えないので、オシャレなインデックスシールを使用することはすごくおすすめです。

記事の中ではすぐ手に入る3社のシールを紹介してますが、これらを使うことで見た目を損なうことなく、ぐっと便利な収納を構築することができます。


インデックスシールを使って収納するときのポイント『グループ収納』

インデックスシールは下記のSumai記事を見てもらうとして、ここではさらに便利に構築するためのポイントを1つご紹介しておきます。

それは、『グループ収納』です。


『グループ収納』とは、同時に使う、あるいは同じ種類のモノをひとまとめにしてボックス内に入れるやり方です。

例えば、ピクニックセットでは、お弁当箱やお弁当袋、水筒、おにぎりの型などをひとまとめにします。

他にも冠婚葬祭セットでは、お布施袋やネクタイ、数珠、バッグなどをひとまとめにします。

こうすることで、該当の用事が出来た際には個々で探すことなくボックス毎持って来れば全て事足りるようになるので探す手間も片付ける手間もなくなります。


このグループ収納を意識して、収納ボックスにインデックスシールを貼ることが整理収納の基本となりますので、ぜひ実践してみてくださいね!


久しぶりの更新になってしまいました。

頭を整理して理想の暮らしを実現するライフオーガナイザー伊東です。


扶桑社が運営している日刊Sumaiさんやインクルーシブさんが運営しているItMamaなどでライティングはしているんです♪


さて、今回はデッドスペースの活用法です。

多くのご家庭では、収納が足りないという気持ちがあるといいます。

ライフオーガナイザーの考え方は、頭を整理して不要なモノを認識し、手放すことが基本です。

ですが、家をすっきりさせて豊かな暮らしを実現するためには、できるだけ出し入れしやすくすることもすごく大事。


今ある収納を出し入れしやすく、そして無駄なく使うためには、少しテクニックが必要です。

もちろん、いろいろなグッズを使ってスタイリッシュにすることができますが、できれば簡単で、それでいて安く、シンプルにしたいもの。


そこで今回はダイソーのファイルボックスを使います。

本当は、無印良品さんやニトリさんのポリプロピレン製がベストですが、そうは言ってもサイズや使い勝手など、使う方によって違うので、まずは100円のダイソーで十分かと思います。


紹介する活用例は5つ。

下駄箱、脱衣所、キッチン、クローゼットなどの5箇所。

まずは試してみる。

「ふーん」と見て終わるのではなく、まずはやってみること。


皆様の生活がより良くなることを祈っております!


どこの家にもクローゼットはありますよね。

よく掃除してある家でも、多くの方は頻繁にクローゼットまで掃除してないのではないでしょうか?

クローゼットに窓があって換気できる環境ならまだいいのですが、窓があるのは稀ですよね。


実はクローゼットは密封されていることもあって、埃や塵、虫の死骸やダニなどがたくさん。

昨今ではアレルギー体質の方も増えていますが、特に小さなお子様がいるご家庭ではこのクローゼットも気をつけたいもの。


日刊Sumaiに寄稿した記事では、『詰め込みすぎた「クローゼット」の3つの弊害』というタイトルで3つの視点から負の作用を書いてます。


解決するには『8割収納』

この3つの弊害を防止するには、掃除しやすく収納し、風通しを良くしてこまめに掃除することです。

ギュウギュウに詰め込んだクローゼットは、衣類が出し入れしにくいだけでなく、奥のモノはすでに記憶の中から消去されているはず。

つまりないモノ同然です。

経過期間によっては黄ばみや虫食いで着れない衣類もあるのでは?


「モノを捨てない」ことは大事にしているようで、粗末にしていることになっている場合も少なくありません。

だったら、いっそオークションや誰かにあげたりする方がよっぽど大事にしていると言えますよね。


収納の基本は、モノをすべて出して適正量にすること。

まずはクローゼットのモノをすべて出して、「見える化」しましょう。

「何コレ?」がいくつ出てくるか……是非おためしくださいね!


そしてクローゼットを使いやすくするために戻すときは、クローゼットの許容量の8割にすることがすごく大事です。

使いやすく、戻しやすくすることこそが収納のポイントです。

頭を整理して豊かな生活を提供するライフオーガナイザー伊東です。

数年前から、"禅"という言葉をよく聞くようになりました。

この"禅"、一般的にはあぐらをして目を閉じて心を無にする……みたいなイメージがあるかもしれませんが、僧侶ですとか修行僧を想像していただくと、それだけじゃないのがわかるのではないでしょうか?

筆者は"禅"が朝起きてから寝るまでの一連の行動こそ"禅"だと思ってます。

朝早くから掃除をし、必要最低限の食事をとってまた掃除、そして"禅"をし、心を磨く。

その効果を認めて、近年では交通違反の更生プログラムや素行不良の子どもにもプログラムとして、あるいは企業の社員教育として実施することも珍しくありません。


最も効果が期待できるのは"掃除"

この一連を"禅"とした場合、最も効果が高いのは掃除です。

掃除は身の回りをきれいにすることですが、同時に心を磨くことができます。

これは前述の一連の"禅"の中で多く時間をかけ、更正プログラムや企業の実施から見てもわかるのではないでしょうか。


散らかった家、部屋では心もマイナス方法に行きがち。つまりネガティブになりがちです。

ネガティブの状態から、能動的に心を落ち着かせ、ポジティブにもっていくのに、"掃除"が有効なんです。



オススメの始め方は1ヶ所を徹底的に綺麗にすること

とはいえ、散らかってしまった部屋、モノにあふれた部屋の場合は、どこから手をつけていいか分からなくなってしまうのも、凄くよく分かります。

これは一気になんとかできないかと考えるからです。

大事なのは、1ヶ所、小さい場所から始めること。

面倒臭いな……と感じながらも、「これくらいなら」と思う範囲で始めることが大切です。

できれば、始める前を写真に撮って、終わった後に再度同じ場所を写真に撮ると明確になります。

そして、終わった時の心の変化を自分自身で感じてみてください。


この内容は下記でもう少し詳しく書いてます。

気になった方は、ご覧いただいて、暖かい日に初めて見るといいですよ。

こんにちは!

頭を整理して生活を豊かにするライフオーガナイザー伊東です。


さて、狭い日本の東京に住もうと思ったら、どうしても狭小住宅になりますよね。

東京に限らず、都市圏の住宅で広い家なんて、余程のお金持ちじゃないと考えられません……


で、狭いと必然的に収納も狭くなっていきます。


実際、筆者のご依頼主様でも、収納が十分あるって思われている方は今までお一人もいません(ある意味当たり前ですが…)。

また、マイボイスコム株式会社が2017年2月1日~5日に実施した『収納』に関するインターネット調査では、自宅の収納の不満を聞いた結果、「収納スペースが少ない」と40.8%の方が答えています。


もちろん、ライフオーガナイザーという整理収納のプロから言わせれば、まずご自分の大切にしているモノを考えて見直しましょう。ということがあるわけですが、なんというか、収納に悩む方は、収納のことを考えることを止めてしまっているように思います。



考え方次第でモノは減らせる。工夫次第でモノをしまえる。

ほとんどのご家庭では、整理収納空間を作りたいと思うなら、絶対的にモノは減らさなければなりません。

ただ、「減らしましょう」と言って、簡単に家の収納力以下までモノを減らせる方は見た事ありませんし、普通は難しいでしょう。


そこで今回オススメするのは、屋外の活用です。

今回Sumaiで書いた記事では、『ゴミ』、『洗濯物干し』、『自転車用グッズ』について、屋外を活用した収納法をご紹介してます。


ポイントは、見た目を損なわない事。そして便利である事です。


ぜひご覧になってくださいね!


そして商品がどれか気になったりしたら、遠慮なくお問い合わせ下さいね♪



4月の新生活を控えている方も多いのではないでしょうか?

お子様の成長って嬉しいですし、自分ですることが増えて親のすることも減る部分もあります。

でもお子様が自分でできるために準備して環境を整えるのも、実は親がやってあげた方が早いことも多いんですよね…


また、物理的に増えるのが、お知らせ等お子様が小学校から持ち帰ってくる紙です。

紙は別の記事でも書きましたが、整理収納を考える上では厄介なモノ。


今回は小学校からのお知らせ等の整理収納法をご紹介します。



小学校のお知らせ等の紙はデータ化が正解

紙類は、その性格によって望ましい保管方法が異なります。

小学校のお知らせは、保管期限が3ヶ月以下のものが多く、それほど長く保管する必要がないものがほとんどです。


しかし、一方でスケジュールや準備する物の情報が載っているので、外出先や自宅でもすぐに見れることが便利な条件になります。


今日ではデータ化を活用している方も多いかもしれませんが、どうしてもデータ化=保管と認識されている方も多いんです。

そのため、さっと見れるような保管方法はいつもと少し変える必要があるかもしれません。



データ化で人気のアプリ

「OneNote」や「Evernote」はメジャーで人気のアプリです。スマホと携帯と同期させるといつでもどこでも見られるので便利!

A4やA3の大きさが多いので、スキャナーを使用するとさらに便利ですが、2万円〜かかりますので、そこまでは…って方にとってはハードルが高いかもしれません。



実はスマホでも十分

実は最近のスマホはカメラで撮った画像でも十分読み取れる画素を備えていることが多いんです。

もちろんスマホの画像は「OneNote」や「Evernote」に取り入れることが簡単にできます。


ただ、小学校のお知らせ程度なら、「OneNote」や「Evernote」を使わないまでも、そのままスマホで見れるだけでいいんですよね。


スマホで管理するのも「OneNote」や「Evernote」も同じですが、フォルダ分けだけしておくと、かなり便利になります。

この辺は下記の記事も参考にしてくださいね!



整理収納や暮らしを豊かにしてくれる情報サイト「★fun」を見るといろんな情報が手に入ります。

一度ご覧になってみてくださいね!

http://local-organize.info


3月も半ばだというのに、まだまだ寒いですね。

とはいえ、間もなく4月になって春らしい日中は暑くなるような日も多くなるでしょう。

そうなるとしなきゃいけない作業が”衣替え”です。


この衣替えを行う際、特に都心などにお住まいで広さに余裕がないお宅では、抑えるポイントが3つあるんです。


早速ご紹介していきますね。



ポイント1:デッドスペースを探す

デッドスペースとは、使い勝手が悪い=出し入れしにくい収納スペースのことです。

例えばベッドの下だとかクローゼットの最上部、さらに奥の方とかが代表的です。

ご自宅のどこにデッドスペースがあるのか確認しましょう。


と言っても、デッドスペースはある程度収納が整然とされていないと、ほとんどがデッドスペース化していることもあるので、心当たりのある方は別の記事から読んでくださいね!



ポイント2:衣類をしまうのは小分け&見栄えが良いダイソーの袋を使う

引越しの記事でも書きましたが、整理収納の基本はグルーピングです。分類や仕分け法は皆様の価値観で構いませんが、一まとまりのグループは一つの袋が大正解です。


例えば、「夫のズボン」であったり「妻のスカート」だったり。あるいは「夫のスノボー関連」みたいのもあるかもしれませんし、「家族雪合戦」なんてグループもあるかもですよね。


ご自身やご家族がわかりやすい分け方に分類したら次は見栄えの良い袋に防虫剤を入れてしまいます。

ここでお勧めしたいのが、「ダイソーの大型ビニールバック」です。

これはモノクロストライプのビニールバックなんですが、大きさも小分けに適した大きさで、並べても単体でもインテリアの邪魔をしませんのでオススメです。



ポイント3:それでも収納が足りなければ、保管サービス付きクリーニングサービスへ

今日では半年から9ヶ月とか預かってくれる宅配形のクリーニングサービスもあります。

しかも、値段は10点で5,000円程から利用できるので、クリーニングに出すのとさほど変わらないんです。

デメリットとしては、すぐに取り出せないということもありますが、それでも収納が少ないお宅にとってはコスパが高い方法だと思います。



もう少し詳しく知りたい方は下記の記事をご参考になさってくださいね!

異動は突然やってきます…

この時期異動にドキドキしている方も多いのでは??


異動が決まって引越しまで1ヶ月もないことはザラですよね。

独り身ならまだしも、ご家族がいると妻(夫)の仕事関係や転校手続き、役所の手続きに加え新しい家探しと目が回る忙しさに襲われます…


それを乗り越えて、やっと引っ越せたと思ったら、ダンボールが片付かない…


これもよくある話です。



引越しの作業を軽減させるには、事前の段取りが全て!

引越し後はなるべく早く日常に戻りたいもの。

特にお子様がいると環境の変化に対応できているか、心の状態は?と特に気にかける必要もありますよね。


だからこそ、早く日常生活を送れることが重要です。

そのためには、引越し後にダンボールを早く片付けていつもの生活環境を整えることが必要です。


筆者はよく引越し時のお仕事を請け負うことがありますが、ダンボールが山積みになっている状態のお客様が殆どです。


こういったお客様のダンボールを拝見すると、共通点があります。

・一つのダンボールにいろんなモノが詰め込まれている。

・ダンボールに何が入っているかわからない

・ダンボールの中身がどこにしまうモノなのかわからない


これでは片付ける気が無くなるのもわかりますよね。


だからこそ、引越しは段取りが全てなんです。


しかも引越しの荷造りルールはたった2つ!



ルール1:ダンボールに詰め込まない


ルール2:どこにしまうか場所を細かく明確に書いておく


これだけです。


多くの方はダンボールの隙間があると、しまう場所が違うモノを入れてしまいます。

これでは中に何があるかわからなくなりますし、しまう時にはダンボールを開けたり閉めたりして移動しないと片付けられません。


また、自分だけでなく、誰もがどこにしまうモノが入っているか外からわかるようにすることで、家族それぞれがダンボールを開けてしまうことができます。

もっと言えば、引越し業者さんもどこに置くかわかるんですね。


ただでさえ大変な引越し。ぜひ段取り良くして素早く日常生活が送れるようにしてくださいね!


この内容は下記に詳しく書いてあります。

ぜひこちらもご一読ください!

こんにちは。 頭の整理で豊かな生活を構築するライフオーガナイザー伊東です。

ウチには3人の娘がいます。一番下はまだ4歳なので、まだまだおもちゃが活躍する期間は続きます。

ですが、当然ながら子どもは育ちます。

あっという間に中学生になり、15年も経てば家を出て行ってしまうでしょう。


ではその間家具は何度購入するんでしょうか。

私が子供の頃と違い、今はモノを廃棄するのにお金がかかる時代ですし、そもそもモノは大事にしたいですよね。


なので、私は「ガチャ柱」、あるいは「ダボレール」をよくオススメします。



「ガチャ柱」のメリット

ガチャ柱は、細長い金属のプレートを壁や柱に取り付け、任意の場所に「受け」をつけて棚板を置く収納です。

そのメリットはたくさんありますが、代表的なものをあげてみます。

▪︎ 任意の場所に取り付けられる

▪︎ 高さがいつでも自由に変えられる

▪︎ 置くBOXなどにより、収納の表情を変えられる

▪︎ 枠や扉がない分省スペースで収納が作れる

▪︎ 必要なくなったら取外すことで空間が広く使える


基本的に自由で可変性が高いので使い勝手がよく、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。


一方、デメリットもやはりあります。

▪︎ 下地が石膏などの場合は補強が必要だったり、擬似柱のDIYなどが必要

 ※業者にお願いすると、補強工事込みで10万円以上することも

▪︎ 地震などの対策が必要

▪︎ BOXなどで置いていくため、少し美的センスが必要


一番の問題は、強度です。

ライフスタイルに合わせて長く使える分、強度はしっかりもたせたいところです。


こちらの記事でもガチャ柱について書きましたので、ご覧ください!

こんにちは。 頭の整理で豊かな生活を構築するライフオーガナイザー伊東です。

「家族が片づけてくれない」この言葉ってよく聞きます。

どうしてもお片づけの講座に来ていただけるのは女性が多い(たまに男性のみで参加する方もいるんです!)のですが、来ていただける方が意識が高いこともあり、自分が作った収納に片づけることを要求しているんです。


ママさんからすれば当たり前で、誰もやらないから自分が仕方なくやってるんですよね。


でも、少し考えてみればわかるんですが、自分が使う場所にモノはあって欲しいもので、それが違っていると「どうせまた使うからこのままでいいや」となってしまいがち。


結果としてママは叫ぶわけです。「なんで片づけないの⁉︎」と。



家族に自分で片づけてもらう方法は3つ

これを解決するには、大きく3つしかありません。


①理想像を妄想させて、自分で収納を構築させる

自主的に自分に合った収納を構築してもらう方法です。

具体的にご家族の趣味や嗜好のモノを飾っている素敵な写真を用意するなどして、自分の部屋の見た目を気にするようにすることで余計なモノを片づけるよう誘導する方法です。

例えば、漫画が好きなら壁面収納を作って漫画を気持ち良く飾り、すぐに読みたい本を取れるようにしたりします。

自分の好きなモノを素敵に飾ることで乱れや汚れを気になるようにする方法ですね。


②家族で話してモノの位置を決めてから収納を作る

散らかったモノをいちいちどこで使うか、どこにしまってあったら片づけられるか聞いて収納していく方法です。

いわゆる対処療法ですね。

例えばリモコンがいろんな場所に置かれているのが気になるなら、どこにあるのが一番いいのか聞き、そこに収納を作ります。


③家族の行動をチェックし、それぞれの行動にあった収納を作る

散らかっているモノを誰がどのように使っていて、どのタイミングで放置するのかノートなどに書き留めて収納を構築する方法です。

これも対処療法ですが、結構な根気がいりますね。

「そんなことやってる暇ない!」って思うかもしれませんが、意外にこれをやっている人は多いです。



勝手に収納を構築しても維持できないという原理原則

先にあげた3つの方法を見ていただいて分かる通り、一人で解決することができないのが収納なんです。

実際、私もご依頼を受けてご自宅に伺う時には、ご家族のことをたくさん聞きます。当たり前ですがご家族のモノを勝手に捨てることはとめますし、移動するのも出来る限り持ち主(使用者)の了承を取らないと上手くいきません。


誰しも心地よい空間は好きです。

ただ、たとえ家族であっても、個々によってその空間は違います。


「家族が片づけてくれない」という言葉の裏には片づけがストレスになっているという事実があります。ならばそのストレスを解消するために、まずはリラックスしている時に話してみることをオススメします。


こちらの記事も見てくださいね!日刊Sumaiでも書いてます。

こんにちは。 頭の整理で豊かな生活を構築するライフオーガナイザー伊東です。


私だけでなく、多くの方は子どもが自分の部屋にこもりっきりだと悲しいのではないでしょうか?

理想は帰ってきた家族に「おかえり」と顔を見て声をかけあう。そして家族の状態を確認して、その日あったことを話す。

私はそんな日常が理想に感じます。


ところが思春期にもなると、帰ってきて家族の顔を見ることなく自分の部屋に直行してご飯の時だけ少し顔を合わすのみ…

できればこんな状況は避けたいものです。



家族が楽しめることをリビングでする環境を作る

このような状況になるのを防いで、理想の日常を得るためには、間取りや広さはそれほど関係ありません。

もっとも大事なのは幼少から癖をつけることです。幼少期に親がちゃんと顔を見て「おかえり」と声をかけ、その日あったことを話すことを続けていることが大事なのは言わずもがなです。


ただ、これだけでなく、リビングを少し工夫することでよりリビングでコミュニケーションをとるようになるんです。


それは共通の趣味を作っておくこと。そしてその趣味のモノをリビングに置くんです。


例えばゲームでもいいんです。ゲームをするときはリビングでする。それを家族で楽しむ。

他の部屋にゲームがなければリビングでするしかありません。ゲームをするというと勉強しなくなるとか考える方もいるかもしれませんが、大事なのはメリハリ。

ゲームする時間、勉強する時間をきっちり分ければ何も問題ありません。

子どもは親と一緒に楽しむことを望んでいます。


それが漫画を見るでも、シアターで映画を見るでも、サッカー日本代表の試合観戦でもいいんです。


大事なのはリビングで家族で楽しめる何かを作る。



リビングの共通の趣味を飾る

共通の趣味が見つかれば次はモノの置き方です。

このブログをご覧いただいている方は、できれば片付いた部屋にしたいと思っていると思います。

「趣味をリビングでするのはいいけど、散らかるから嫌…」と思うかもしれません。


少し考えていただきたいのですが、自分の趣味のモノは綺麗に置きたくないですか?

趣味によってはディスプレイしたいモノもあるかもしれません。


モノをどう置けば心地よく趣味をすることができるか。

これを感じるようにできれば、家族がその状態を維持しようとするはずです。


趣味のモノをどう飾っているか、ネットなどで検索してみてもいいですね。


家族が自然とリビングに集まり楽しむ、そして共通の意識のもとに自主的に片付けられる。そんな環境を作れたら、きっと人生は豊かになりますよね。


このことを日刊Sumaiでも書いています。

ぜひ参考になさってください!

こんにちは。 頭の整理で豊かな生活を構築するライフオーガナイザー伊東です。 

最近ではすでに当たり前のようになった収納グッズを活用した収納術ですが、このブログをご覧の方々の家にも雑誌や整理収納記事を参考に百円均一などの収納ボックスがあるのではないでしょうか?


筆者の家も収納ボックスは多用してます。その多くは、ニトリの書類ボックスであったり、IKEAや無印良品のボックスであったりします。



収納ボックスは使いやすい?

筆者はライフオーガナイザー資格を持っているんですが、ライフオーガナイザーでは『利き脳』をチェックして、その方に向いている収納方法をご提案するスキルを学びます。

例えば右右脳の方は美的感覚に優れていて、ビジュアル重視だったりするんですが、中身が見えると気になる反面、中身が見えないと使わなくなる傾向があったりします。


これって右右脳に限らず、多くの方は少なからずありますよね?

しかも自分一人ならまだしも、家族がいる場合は「◯◯どこー?」なんて会話が日常聞こえてきそうです。


こんな時にはラベルシールが活躍します。



ラベルシールは分かりやすくておしゃれになる一挙両得のツール

ラベルシールと言うのは、特に中身が分からない収納ボックスに対し、何が入っているかすぐに分かるようにインデックスしていくものです。

文字どおりシールになっていて、例えば『缶詰』と書いてあれば誰でも何があるか分かるようになるものです。


少し前は、テプラなどで作成するのが一般的で、他の方法はなかったイメージですが、最近ではおしゃれなデザインのフォーマットがたくさんあります。


利用するには、ネットで『ラベルシール』と検索すればたくさんヒットしますので、これを家電量販店などで販売しているシール台紙に印刷して使用します。


さらに今では多くの百円均一やIKEAでも代表的な品目が書かれたシールが販売されるようになってます。


日刊Sumaiの記事でこの内容を書いてますので、こちらも是非読んでいただき、自分の好みにあったラベルを簡単に活用してみてくださいね!