小学校の家庭科で整理収納を学ぶようになった
こんにちは。頭の整理で豊かな生活を構築するライフオーガナイザー伊東です。
世の中は変化してますね。
小学校の指導要領が変わり、家庭科の授業で整理収納を学ぶようになりました。
うちの小学校5年生の長女は学校で使うと言って空き箱を要求してました。
我が家には余計なモノがあまりないので、実家の祖母に頼んでましたが。
聞けば、家庭科の授業で「お道具箱」を整理収納するのだと言います。
この授業って誰が考えたのかわかりませんが、”整理収納”を仕事にしている者にとっては感慨深いものがあります。
人生に整理は不可欠
人生は取捨選択の連続ですよね。
何も捨てずに生きていけるわけがありません。
人間は3歳頃に脳の発達が最大化するらしいですが、その後すぐに使わない部分の退化が始まるそうです。これも取捨選択です。
逆に使う部分はどんどん発達していきます。
整理収納も同じです。
使わないモノを整理(取捨選択)し不要なモノを排除する。
これができないと、心もモノも雑然とした落ち着かない状態になってしまう…
大事なコト・モノを選び、必要な時にすぐに使えるようにする。
そうしていくことで、本質を捉える能力も養えます。本質を理解していることの重要性って大人になってから本当に大切だと気づきます。
自分の子どもはもちろん、将来いろんなことが起こる子どもたちには、そんな整理力を養ってほしいと思います。
お道具箱の整理の仕方
せっかくのタイミングなので、お道具箱の整理について、ちょっと書いておこうと思います。
懐かしいお道具箱は机の引き出しにしまうものですが、いろんなモノが入ってましたよね?
人によっては食べかけのパンが入っているなんてこともあったんじゃないでしょうか…(実際に入れてたって人いました)
普通はハサミや色鉛筆、筆箱やコンパス、三角定規、友達からの手紙、形のきれいな石などなど。
小さいお道具箱の中は多種多様なモノでいっぱいです。
これらを整理していくには、通常のお片づけ作業と一緒で、まずは不要なモノを取り除き、一緒に使うモノをグルーピングしたり、使用頻度が高い低いを分けていきます。
①全て出す
お道具箱の中を全て出します。掃除もしましょう。
②仕分ける
・使わないモノ
・常に使うモノ
・算数で使うモノ
・図工で使うモノ
分け方は自分のやり方でOKですが、使わないモノは家に持って帰るなり、友達や下級生にあげるとかします。
③グルーピングする
使うモノは特定の授業だったりするので、授業毎に分けるのもいいですし、あるいはモノの大きさで分けるのもアリだと思います。
「自分が◯◯はどこだっけ?」と考えた時にすぐにわかる分け方でいいんです。使ってみて使いづらかったら変えればいいんです。
④配置する
よく使うモノは手前に、週に1度くらいしか使わないモノは奥にしまうようにしましょう。
また、隙間なくしまうのは取りにくくなるので、できれば少し余裕を持つように。
⑤見直す
しばらく使ったら、使いづらかったり、ぐちゃぐちゃになることもあると思います。
その時には再び②の作業を他の分け方でやってみます。
この時使いづらいモノやぐちゃぐちゃになってしまった原因となったモノを変えることを考えましょう。
勉強は何事も同じですが、できなかった時、上手くいかなかった時にどうするかが大事です。
そんな時の対応こそ学びですよね。
ぜひ暖かく見守ってあげてくださいね!
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