整理収納ができないと嘆く前に自分や家族を行動させる方法

整理された理想の部屋への想いを家族と共有する

セミナーやクライアント宅でカウンセリングをすると、ほとんどの方は整理収納、片付けができない理由に「時間がない」とか「家族の協力が得られない」とおっしゃいます。

クライアントによっては、片付けで毎日ストレスがすごい溜まると感じてます。


それはご依頼いただくクライアント自身が主に片付けを行っているからに他なりません。


これって嫌な言い方をすれば、クライアントが考える片付けを家族にやらせてるということです。


クライアントが悪いのではなく、誰もしないから仕方ないことです。

でも逆の立場で考えたらどうでしょうか?

あなたのモノを家族の誰かが勝手に移動して、「ここにしまって使い終わったらまた戻しなさい」と言われたと思ってください。


おそらく、ほとんどの場合で「使いにくい」「なんで勝手に決めたの?」とか思うんじゃないでしょうか??

あるいは勝手に変更させたことに怒るかもしれません。「使いたくて探したじゃない」って…


常に散らかっていたからと言って勝手に決められた収納場所や収納方法などは、使う側の見方によっては使いづらい場所であったり、使用頻度に対して取り出しが面倒だったりすると反発しますよね?


つまり、大事なのは収納を使う人が納得していることです。


そのためには、なぜモノを移動したり廃棄したりするのか、その部屋を使う家族で共有されてなければ機能しません。

片付けない家族であったとしても、自分のモノを勝手に移動したり捨てられたりしたら嫌なものです。



実現させた状態を想像するコト

特にお子さんが小さかったり、整理整頓に無頓着だったり、インテリアに興味のないご家族に整理収納の協力をしてもらうのは難しいですよね?

ここでは対策を挙げておきます。


【無関心・無頓着な方への対策】

こういったご家族には実現後の空間を想像してもらっても効果がないので、使いやすさを理解してもらうしかありません。

例えば、リビングにあるモノであまり使ってないようなモノだったら、「これどこで使うモノなの?」という質問から、いつ(使用頻度や使用する曜日や目的など)、どこで、どれくらいの頻度で使うモノなのか確認し、収納場所や方法を提案してあげます。

ポイントは複数の提案をしてあげることです。

例えば、漫画本なら、『読み終わって捨てる』のか読む場所で『専用の漫画本置き場』を作ってそこに置けるようにする提案をします。

こう提案すると、多くの場合は『専用の漫画本置き場』となると思いますが、いくらでも置いておけるものじゃないから専用の置き場が一杯になったら整理することを条件にします。


【関心はあるが、やれない方への対策】

多くの場合は上の例と同じように趣味を中心に想像(妄想)を促すのが効果的です。

「好きな漫画を読みたいだろうから、ここに置けるようにしようと思うんだけど、取り出しやすい?」というように聞けば喧嘩になることもないでしょうし、自分のことを考えてくれるあなたに感謝するかもしれません。

どうすればより便利に、生活しやすくなるか提案をしてあげることで協力を得ると、実現させた後も維持に協力するでしょう。



どちらの例でも、快適な整理収納空間を実現させるのにはご家族の協力は必須です。

そして、実現のためには”合意”してることが一番大事です。



はじめの一歩を踏み出すコト

暇を持て余してる方もいらっしゃいますが、ほとんどは忙しい毎日を過ごしています。

「理想のインテリアにして、趣味の時間を持てるなんて最高ってわかっているけど、時間が…」という方がほとんどです。


ご自身でやろうとすると特にいきなり変えることはすごく難しいことです。

まずは部屋の一箇所。次にその隣、その次は収納家具の中…といった具合に徐々に進めることが大事です。


あるいは私たちの無料のワンポイントアドバイスをぜひ活用してほしいですね。

豊かな人生を手に入れられることを願っております。

整理収納をデザインするインテリアオーガナイズ

私たちインテリアオーガナイズのメンバーは、整理収納のプロフェッショナル集団として、個人のクライアント様にはスタイリッシュなインテリアの実現やシンプルな住空間の実現をご提案します。 また、法人のクライアント様には、メンバーの多様な専門分野を活かしたセミナーやイベントの企画提案から実施までご提案します。

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